光線治療(PDF、LED)

何度も繰り返しできてしまうニキビには皮膚科やクリニックで受けられる光線治療がおすすめです。

 

光線治療の特徴は色素沈着してしまったニキビ痕や他の治療法で改善しなかったニキビにも効果がみられることです。また紫外線によってできたシミの、小じわ、毛穴の問題なども解消できます。

 

光線治療は1つの波長の光しか照射する事ができなかった従来のレーザー治療とは異なり
何種類もの波長の光を混ぜることが可能で、その結果あらゆる肌トラブルの改善を同時に行うことができる治療法です。

 

ただし光線治療はクリニックによって扱っている種類が様々で
置いてある医療機器も最先端のものかそうでないかによって効果が変わってきます。

 

痛みの関しては従来のレーザー治療より緩和されているそうですが、感じ方には個人差があります。

 

また、料金もクリニックにより異なり、10回の治療で平均10万円以上はかかります。
治療を始める際は通院回数や期間の目安、治療費等の確認もしっかりしておきましょう。

 

光線治療の手順

ニキビの光線治療は以下のような手順で治療します。

 

1、ニキビに専用の器具を当て、皮脂を吸引する。
2、吸収効果の高い波長な光を皮脂に照射することにより殺菌をする。
3、光を照射したあとは肌は元の状態に戻り、治療後すぐに洗顔・メイクをする事ができます。

 

数ある光線治療の種類の中にPDT・LEDというものがあります。
ここでは、それぞれの特徴をご紹介していきます。

 

PDT(フォトダイナミックセラピー)

PDT治療とは、光に反応するアミノレブリン酸という薬と、特殊な光線を照射する2ステップの方法で皮脂腺にダメージを与えて、皮脂線内のニキビの原因であるアクネ菌を殺菌し、皮脂腺の活動と皮脂の分泌を抑制する治療法です。
治療直後よりメイクはできますが、肌質により数日間赤みや腫れが伴います。

 

LED(発光ダイオード)

LEDによるニキビ治療の特徴は、従来のレーザー治療やフォトフェイシャルでは施術後に若干の痛みが伴われることもありましたが、LED療法という療法は安全性に優れていて、痛みはなく、皮膚が赤くならないという点です。施術後はすぐに化粧をしても大丈夫だそうです。
またLEDダイオードの光は皮膚の深層部まで達するので、コラーゲンを生成したり、ターンオーバーの促進にも効果をあらわします。

 

光線治療はニキビ改善だけでなく新陳代謝の促進、キメ細かい肌づくり、毛穴の収縮、アンチエイジングなどの効果も合わせて期待できる魅力的な治療法ですが料金が高額だったり、治療に時間がかかる場合があるので、検討されている方は皮膚科医に相談し十分納得した上で治療を始めましょう。

 

 

ニキビ

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