抗生物質を使ったニキビ治療

ニキビ治療で利用するのが抗生物質ですが、塗り薬と飲み薬があります。

 

ニキビの治療に使われる治療法の一つに抗生物質を塗る方法があります。抗生物質はタンパク質の合成を阻害したり、皮膚常在菌を・アクネ菌を殺菌することによってニキビ症状を改善することが目的です。

 

抗生物質の中で代表的なのがゲルやローションを患部に塗るものです。とくに2008年厚生労働省に認可された「アダパレン」(ディフェリン・ゲル 0.1%)や「ダラシン」が効果的です。

 

他にもイオンカンフルローション・トレチノイン法などもあります。しかし、抗生物質は内服する方が効果が強いため、処方されるのは錠剤の飲み薬が主流だといえます。

 

安全性としては、比較的安全な部類だといわれています。使った時の初期症状として、乾燥や赤み・かゆみ、ひりひり館などが現れますが使用中に改善されます。

 

副作用はめったに起きることはありません。ただし、ごく稀にですがアナフィラキシーショック、発疹、じん麻疹、しびれ、冷や汗などが起きることがありますので、念のため服用した場合の注意や対処方法などをしっかり熟知する必要があると言えるでしょう。

ニキビ

抗生物質を使ったニキビ治療関連ページ

ニキビ治療と保険診療
ここでは病院(皮膚科)・クリニックにいって受けられるニキビ治療について解説します。病院で受けられるニキビ治療には保険適応のものと自費診療のものがあります。
ニキビに有効な内服薬
ニキビ治療に有効な内服薬について解説します。ドラッグストアで購入できるものと病院で処方されるもの2種類があります。
外用レチノイド
皮膚科で処方されるニキビ治療薬の一つに外用レチノイドがあります。レチノイドとはビタミンA誘導体の事で、この外用レチノイド(ディフェリンゲル)はニキビの標準薬として世界80カ国以上で使用されており、保険が適用されます。
トレチノインと
ハイドロキノン
ニキビ治療に効果的な外用薬(塗り薬)にトレチノインとハイドロキノンというものがあります。 これらは化粧品ではなく医薬品の為、高い効果が得られますが、その一方で使い方を間違えると顔がシミだらけになってしまうという報告もあげられています。
抗菌薬・抗生物質
ニキビ治療に使われる抗菌薬・抗生物質を解説します。副作用のリスクもありますので医師の指導のもと適切に使うようにしましょう。
イオウによるニキビ治療
イオウとは身体の中で、その大部分がタンパク質やアミノ酸の構成要素になるなど、とても重要な役割を果たしているミネラル分です。このイオウはニキビ治療にも利用されています。
面皰(めんぽう)圧出
ここでは病院(皮膚科)・クリニックにいって受けられるニキビ治療について解説します。面皰(めんぽう)圧出とは針や炭酸ガスレーザーでニキビを刺し圧出器で内容物(面ぽうや膿など)を取り出す治療法です。
ケミカルピーリング
ここでは病院(皮膚科)・クリニックにいって受けられるニキビ治療について解説します。ケミカルピーリングという治療法について解説します。
ビタミンC誘導体
ここでは病院(皮膚科)・クリニックにいって受けられるニキビ治療について解説します。ここではビタミンC誘導体について解説します。
光線治療(PDF、LED)
何度も繰り返しできてしまうニキビには皮膚科やクリニックで受けられる光線治療がおすすめです。 光線治療の特徴は色素沈着してしまったニキビ痕や他の治療法で改善しなかったニキビにも効果がみられることです。
レーザー治療
ここでは病院(皮膚科)・クリニックにいって受けられるニキビ治療について解説します。ニキビ痕や頑固なニキビにレーザーを使った治療法があります。
注射によるニキビ治療
ここでは病院(皮膚科)・クリニックにいって受けられるニキビ治療について解説します。ニキビに直接注射をして炎症を抑える方法を紹介します。
イオン導入
ここでは病院(皮膚科)・クリニックにいって受けられるニキビ治療について解説します。イオントフォレーシス(イオン導入)によるニキビ治療について解説します。