色素沈着してしまったニキビ痕
痛〜いニキビが治ってホッと一安心と思ったのも束の間!今度はそのニキビ痕に悩まされてはいませんか?ニキビ痕は治すのに時間がかかりますが、治らないことはありません!
ニキビ痕の深刻具合はニキビがどれくらい悪化していたか、できた場所、個人の体質にもよりますが、諦めないでケアしていきましょう。
ニキビ痕の原因となる色素沈着は、炎症が原因のために肌に赤みが残っってしまったり、メラニンが過剰に生成されることで生じてしまいます。時間が経てば消えてしまうことが多いのですが、中には綺麗に消えるまでに1年以上かかることもあります。
また、赤みが茶色いシミとなって残ってしまうことがあります。茶色いシミはメラニン色素が原因となっているため、美容液を用いた治療も効果的と言われています。紫外線に当たるとでメラニンが生成され、痕が治りにくくなってしまうので、UVケアを入念に行いましょう。
ニキビ痕のケアにおすすめのスキンケアはビタミンC誘導体が配合されている化粧品です。また、ビタミンCのイオン導入も効果的です。お肌が敏感になっているので、刺激の強い化粧品は避けて、洗顔も優しく行いましょう。
なかなか改善されない場合や、シミが黒や紫色の場合はヘモグロビンが原因なのでクリニックや皮膚科などで治療するのがいいでしょう。ヘモグロビンによる色素沈着はニキビが炎症を起こし、真皮にまでダメージが及ぶと毛細血管が破れ、内出血を起こしてしまうことが原因です。
ヘモグロビンの赤みは、通常体内で老廃物として排出されるのですが、赤みとして残っている間は皮膚表面からだと紫色に見えるのです。
その場合は皮膚科医に相談の上、ケミカルピーリングやレーザーによる治療、塗り薬では美白効果の高いハイドロキノンクリームやコラーゲン生成を促すトレチノインクリームなどのによる治療が効果的です。
また、お肌に良い野菜や果物をしっかりと食べ、バランスの良い食事を心がけたり、睡眠不足やストレスもニキビ痕が治りずらくなる原因の1つなので気をつけましょう。
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